マスマスマズマズ研究ノート

数学を学ぶ一人の若者がたまに発言をします。
主に「お笑い」「数学」「ラジオ」を思考対象に更新中。
数学専用ブログCorollaryは必然に。もやってます。

ロマンは数学と共に




どうもコロちゃんぬです。

8/11(土)に第12回目の開催となったイベント「ロマンティック数学ナイト」に参加してきました。

第1回ロマ数から概ね参加していて、いつかはプレゼンしたいと思っていました。


そして!ついに!

念願のロマンティストに選ばれました!

やっほーい!


プレゼンの感想を述べる前に、第1回ロマ数からロマ数登壇までの道のりを振り返ります。



16/04/28 第1回ロマ数
すべての始まり。
桜井進さん、タカタ先生、日曜数学会など、よく知らないけど興味がある人たちが登壇するということで参加。
専門的な数学の話でも盛り上がれることに衝撃が走った。



16/08/19 第2回ロマ数
正直もういいかなって思ってたが、よく知る人物が登壇するということで参加。
テレビ取材がきててビビる。
横山明日希さんのプレゼンで僕の数学俳句が紹介される。


これが僕のロマ数初ひょっこり。
(ここで「ひょっこり」とは、登壇とまではいかないが何かしらロマ数に出現することを意味する)

以後、僕はロマ数に頻繁にひょっこりするようになる。



16/10/05 第3回ロマ数 in MathPower2016
平日開催のため不参加。プレミアム会員になってニコ生を視聴。
辻順平さんの発表後「(ゼータ関数の)好きなゼロ点は何ですか?」という質問が拾われる。
2ひょっこり。



16/12/24 第4回ロマ数
クリスマスイブ企画でステージの上にちょっと立つ。集合写真で一番前で写る。
第四回開催!ロマンティック数学ナイト!!
3ひょっこり。



17/04/01 第5回ロマ数ガールズ
ガールではないので不参加。
その代わり、武藤杏里さんのプレゼンで「ハートの関数」を提供するという形で侵入に成功。4ひょっこり。



17/04/01 ロマ数ボーイズ(非公式)
ガールズに対抗して、有志による数学LT大会に参加。
ここで僕はプレゼンデビューするも非公式5ひょっこり。



17/05/13 第6回ロマ数@大阪
都合により不参加。NOひょっこり。



17/07/01 第7回ロマ数
息を吸うように参加。
ロマ数ボーイズでも発表していたmattyuuさんのプレゼンでもう一度爆笑する。



17/08/26 第8回ロマ数U22
U22ではないので不参加。NOひょっこり。



17/10/07 第9回&第10回ロマ数 in MathPower2017
MathPower両日参加により、ロマ数も自明に参加。
第10回の武藤杏里さんの“ニセ表紙”におっぱい関数を提供する。
(リンクは張らない。ニコ生で検索してね)
6ひょっこり。



18/02/17 第11回ロマ数
抽象化された檜山正幸先生の自己紹介に、圏論の抽象化の心を感じる(?)
飛び込みプレゼンの数学早押しクイズで「高木曲線!」と答える。
7ひょっこり。




このような参加歴を経てようやく!!




18/08/11 第12回ロマ数
ようやく!!登壇!!やったー!!

以前「コロちゃんぬさんってロマンティストですか?」と言われたことがあるんですが、初です。

僕がひょっこりしていたせいですね。


発表内容ですが、「行列式ビンゴ大会」という、ビンゴを行列とみなす話をエンタメ寄りで発表しました。

ツイートを見るかぎり、楽しんでくれたようで安心しました。

本当に、いや本当に安心した!

というのも、プレゼン資料提出3時間くらい前までは中途半端だったんです。

ガチ数学にしては初歩的すぎるし、
ネタにしては盛り上がりが足りなさすぎるし。

盛り上げるためのいわゆる「パワーワード」が思いつかなくて焦ってました。

結局、提出期限を12時間も過ぎてしまいました。すみませんでした。



どうでもいいことなんですけど、ロマ数ではプレゼンターのことを「ロマンティスト」と呼びます。

正直恥ずかしいなと思っていましたが、運営にメールするときに

「ロマンティック数学ナイトでプレゼンさせていだくコロちゃんぬです。」

と名乗るよりも

「ロマンティストのコロちゃんぬです。」

の方が簡潔であることに気づき、「ロマンティスト」という呼び方は必要と思いました。





8ひょっこり。

thank Q for your rEaDing.φ(・▽・ )

インテジャーズと私




この記事は、インテジャーズ Advent Calender 2017の6日目の記事です。前回はmattyuuさんの調和級数大好きカメさんの話でした。

どうも、コロちゃんぬです。このブログは僕が大学生のときに開設した日常系ブログです。匿名では不便が生じると思い、高校生のときに使っていた絶妙にダサいラジオネーム「マスマスター」を名乗って始めましたが、度々放置している間に8年経ち、黒歴史の最終形態へと向かっております。

最近の執筆活動は2016年6月に開設した数学ブログ『Corollaryは必然に。』がメインですが、8年続けてきたくだらないネタ作りの心は確かに引き継いでいるつもりです。記事の終わりを表す「thank Q for rEaDing.φ(・▽・ )」なんかは気に入っているのでそのまま使ってます(こちらの記事が初出)。

あ、数学ブログと言えば『INTEGERS』は有名ですね。名前の通り、整数に関する記事が多いです。2015年11月に開設されたこのブログは2017年12月現在ですでに460記事以上投稿されています。

筆が早すぎぃ!僕なんかは月に1記事のペースでのんびり書いていますが、このペースで460記事書こうとすれば39年かかります。ふぁあああ!

何でインテジャーズの話をしているかというと、インテジャーズを運営しているせきゅーんさんが
インテジャーズ Advent Calender 2017
を立ち上げました。

書く内容は「インテジャーズっぽければ何でもアリ」だそうです。

インテジャーズにはお世話になっているので、今日はインテジャーズに関する思い出などを綴っていきたいと思います。数学については語りませんのでご了承ください。



トップカスタマーレビュー
40主に面白い素数や定理について解説する本格的な数学ブログ
投稿者 コロちゃんぬ 2017年12月6日
整数論といえば大学1年生の時の自主ゼミを思い出します。G. H. Hardyの『An Introduction to the Theory of Numbers』を「日曜日」に「一日中」やっていた*1のですが、さすがに日程がアレだったのでメンバーのやる気が徐々に減少し、ゼミが崩壊しました。その後、一人で読んでいたときもありましたが別のゼミに専念するため、読了を諦めました(今読みなさい)。

研究室は代数ではなく解析系にしました(さっきの残念な思い出があったせいという理由ではない)。また、大学院での研究では不等式の計算で出てくる細かい定数は C などとおいてしまう事が多かったため、特定の数(2とか3とか691とか)に興味が薄れていました。pといったら…Lp空間のpでした。素数なんて言葉、ほとんど聞かなかったです。

大学院を卒業し、働き始めて数年たった2016年3月頃、私はインテジャーズというブログをTwitterで認知しました*2。過去記事を探ってみると
294001:弱い素数
357686312646216567629137:左切り取り可能素数
5882353:この数は面白い
などといったインテジャーズがなかったら出会うことなかったであろう素数たちの魅力に触れることができました。また、eが超越数であることの証明のような「事実は知ってても証明はあまり知られていないこと」も読めますし、連載「等間隔並ぶ素数を追い求めて」ではGreen-Taoの定理のTaoによる厳密な証明を誰でも無料で読むことができます。いやぁ、本当に素晴らしいの一言に尽きます。

長々と書いてきましたが、とにかくお伝えしたいことは「インテジャーズに出会って、数論の面白さ・奥深さにやっと気づけた」ということです。これからの記事も楽しみにしています。

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40インテジャーズは神!
投稿者 マスマスター 2017年12月6日
このブログを読んで数学が好きになり、大学は数学科を受験することにしました!

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40素数大富豪で知りました
投稿者 土屋Tao 2017年12月6日
友達に誘われて素数大富豪をやって面白かったので、検索したらインテジャーズに辿り着きました。
猫が可愛い(・∀・)

コメント | 1213人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?



_人人人人人人人人_
> アマゾンPrime <
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あと、10月の日曜数学会*3でトマエ関数に関することを僕が発表させていただいたのですが、そのニコ生を見てくれたせきゅーんさんの方から助言をいただき、ブログにまとめた際に一部寄稿してくださいました。これも重要な「インテジャーズと私」要素です。こんな僕も数学ブログを書いていますが、インテジャーズのように数学の面白さ・奥深さを伝えられるようなブログを目指していきたいですねー

インテジャーズ Advent Calendar 2017、次回はtriprod1829さんの 「原始根についてのちょっとした話」です。お楽しみに!



PS:今回数学要素がなかったですが、その分12月 23日(土)にもう1記事書くのでよろしくお願いします(1223はエマープ素数)

thank Q for rEaDing.φ(・▽・ )

*1 僕が決めた日程ではないけれど、もう少し考えて意見を言うべきでした。
*2 初めて出会った記事を正確に覚えていないのですが、2016年3月17日の記事「天才素数少年の母の発言に対する一考察と妄想」をTwitterで見て「すげー!その発想はなかった」と思った記憶があるので、この記事が最初かもしれません。
*3 5分間で数学を語るイベント。
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コロちゃん(1990〜)は日本の暇人。大学時代の主な作品に『食べられないパンに関する数学的考察』『大井語辞典』がある。お笑いにまあまあ詳しく、数学とそれなりに向き合っていて、ラジオが少し好き(特におに魂)。「マスマスター」と名乗りラジオ番組にネタを投稿していた時もあった。

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