昨日は卒業式でした。

式辞の内容は
 「皆様にはぜひ、夢や希望を持っていただきたい」とか
 「頑張っていただきたい」とか
 「どんな困難にもくじけずに・・・」
というのが相場です。

今日の卒業式でもいろんな偉い人からいただきました。

でも、そういうのって多くの卒業生は言われなくても知っています。すみません。

では、式辞で何を言ってほしいか。

僕は式辞で
 「夢や希望を持て」とか
 「頑張れ」とか
 「困難に負けるな」
とか言ってくれても別にいいんです。
(逆にそれしか言い様がないもんね)

それだけじゃなくて「説得力」が欲しいなあと思います。

棒読みで頑張れと言われても何とも思わないよ。
(だからって、スマホいじったり、プエルトリコ戦を観ている学生を目撃したときはどうかと思ったけど)



あの秋山仁先生からもお言葉をいただきました。

秋山先生のも言いたかったことを端的にまとめてしまうと、よくある話だったかもしれません。

ですが、秋山先生の学生時代の経験等も交えていて説得力がありましたし、声に強弱があり聞き取りやすかったし、なにより明るく話していたので楽しかったです。

「こういう人間になりてぇー」と思いました。



また、お世話になった数学科の先生方からもはなむけの言葉をいただきました。

これがまた皆さん個性的でありまして、中には全然はなむけてない言葉もありました。(笑)

「数学者って変だな」って改めて思いました。

いや、いい意味です!いい意味です!いい意味ですから!











そして僕は修士過程へと進む。

この卒業というのは本当に通過点でしかない。

ここから先が本当の船旅となるだろう。

東に風が吹き荒れたと思いきや
西に風が吹き荒れる
波が押し寄せ
嵐が襲う
船の転覆に耐えながら
必死に島を目指す

これから先、大きな困難に出くわすことだろう。
つらいかもしれないが、だからこそ人生という船旅は面白いのかもしれない。

今はしっかり体力をつけ、船旅に備えよう
まだ怯えてはならない
自信を持つのだ
きっと乗り越えられる

そうだ、
俺たちの船旅はまだ始まったばかりだあ!
\(`・д・´)/

ご愛読ありがとうございました